小泉八雲と平田篤胤 [不思議系]

松江に行ったときに、松江城のそばにあった小泉八雲の記念館を訪れました。
島根県の神社を2泊三日で日御碕神社をはじめとして10社以上も参拝し、東洋一の露天風呂に入る予定だったのが、八重垣神社の外で一人で缶コーヒーを買おうと自販機に寄った時に雨あがりの階段ですべって転んで口内を切り、救急車で松江の生協病院へ運ばれ、耳鼻科の医師に口内を5センチも縫っていただいたのでした。
そんなわけでその晩のご馳走も露天風呂もなし、一泊の入院で看護師さんに今夜のごちそうは
点滴5本よ、と言われた情けなさ。
八重垣神社の説明も聞かずに勝手な行動をした罰が当たったかなと思いました。
幸いにも翌朝退院し、境港と隕石博物館へ行く旅の一行とは別行動となりましたが、夕方の空港の時間まで単独で松江城を観光したわけです。
ボランティアガイドの女性が大変同情してくださって丁寧に城内を案内してくださいました。
その後に小泉八雲記念館を見学して、英和対訳のハーン短編集を買ってきました。
帰りの飛行機では、明石家さんまと近くの席になり、一人で新書本を読んでいたさんまさんと
少し話してサインをいただきました。
怪我をしたおかげで松江城と小泉八雲記念館に行けたわけですが。
 小泉八雲との二度目のご縁は今年の3月です。
新大久保へ行ったときに、小学校の隣が旧居跡だそうで公園になっていました。
終焉の地ということで記念碑が立っていました。
 そして昨晩、youtube で丹波哲郎の短編映画「大霊界3」(勝五郎の生まれ変わり)を見てから、丹波哲郎と稲川淳二の対談を聴くと、映画の中の勝五郎の話は江戸末期の実話で平田篤胤も小泉八雲も書いている、というので小泉八雲との三度目のご縁が出てきました。
更に、勝五郎とその前世の藤蔵の墓が八王子のお寺にあるというのです。
 勝五郎の話は面白く、当時の大名まで勝五郎を訪ねて死後の世界と生まれ変わりの話を聞いたとか。八王子へ行く仕事ができたので、いつかお墓参りに行きたいと思っております。

 

『小泉八雲作品集・54作品⇒1冊』


小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために (角川ソフィア文庫)


仙境異聞・勝五郎再生記聞 (岩波文庫)


再発見 日本の哲学 平田篤胤 霊魂のゆくえ (講談社学術文庫)

再発見 日本の哲学 平田篤胤 霊魂のゆくえ (講談社学術文庫)

  • 作者: 吉田 真樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/01/12
  • メディア: 文庫



霊の真柱 (岩波文庫)


天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞 (角川ソフィア文庫)


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。