芸術劇場 ブルードラゴン [演劇]

昨日は一日中、寒くて家の中に引きこもりでした。
昼寝をしたので、深夜眠れなくて、テレビを見るともなく見ていて、もう寝ようと思ったとき、
面白くてやめられないテレビを見始めてしまい、結局最後まで見てしまいました。

 外国人演出、出演の芝居を日本で上演するのを見るのは初めてです。
 高名な演出家らしく、主演も兼ねています。

 フランス語、英語、中国語で、出演者は二人の白人夫婦と中国人娘のたった三人。
場所は上海。
 カナダの美大で同級だった芸術家夫婦。
結婚していると奨学金が割り増しなので、学生結婚したという。
妻はカナダで成功しているが、夫は売れない芸術家で上海に住んでいる。
しかし、子供ができなくて子供が欲しくてたまらない妻。
上海の夫を訪問した。
 養子を試みるが、二歳の子供がなれてくれなくて、失敗。

 偶然に知り合った中国人の娘と一緒にパンダを見に行くと、彼女が妊娠していることを知る。
しかも、未婚の母になろうとしている。
 芸術家の妻は、その子供を養子にしようと考える。

 だが、その子の父親は実は彼女の夫だった。
知らずに養子にしたいと娘に申し出る。
反対する夫。
 
 夫の家、公園、いろいろに変わる舞台転換の仕方が面白い。
三人の会話も不自然じゃなくて面白い。

 1年後、中国人の娘は一人で産んで、ゴッホなどのレプリカを描いて暮らしている。

 訪ね当てて、養子にしたいという白人の妻。
果たして、養子にして、夫婦でカナダへ連れ帰るのか。
妻が娘と赤ん坊だけ連れてカナダへ帰るのか。
いろいろな選択肢が考えられる。

 最後が面白いので、眠い目をこすりながら、見ていて良かったと思う。

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ネットで調べると、昨年の11月に来日して四日間上演したものでした。
別居している白人夫婦と見えたのですが、かつての恋人同士だったとか。

 ダイジェスト版が見られますので、どうぞ。

 http://www.geigeki.jp/saiji/013/index.html

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 今日は、アメリカから携帯でご相談がありました。
シカゴよりも北のほうです。
いつもは関東地方のお客様ですが、ここ数日は仕事の為、渡米していらっしゃいます。
雪は降って無くて、それほど寒くはないとか。

 iphone だとアメリカからでも、まるで市内電話のように近くお話できます。
 不思議な魔法のような携帯電話の時代になりましたね。