ヨベルの年にシオン(エルサレム)から救いが来る [宗教]

 エリヤの日、という歌があります。
その歌詞にはジュビリーの年にエルサレムから救いが来る、とあるのですが、
さてどういう形の救いなのか、救い主が出現するということか、それともイスラエルのほうから
世界が変わるきっかけが広がるのかわかりません。
 youtube でお聞きください。

 https://www.youtube.com/watch?v=m1Be0qJw9ZE




孔子の呪縛から逃れよう [宗教]

 ようやく英文原稿を添削するというサービス残業から解放され、時間ができたので、久々に本を読んだりできております。
幸運なきっかけがあり、久々に山蔭神道の前の管長、山蔭基央氏の本や講演ビデオを見ました。
すると以前には気がつかなかったことが多くあり、まだ卒業するわけにはいかないぞ、と山蔭氏のすばらしさ、知の巨人であることに再認識しております。

平成19年の講演DVDの中で特に再発見したのは、「日本人は孔子の呪縛から離れなくてはならない」という言葉です。
仏教、特に孔子の儒教が入ってくるまでは、日本は古代からの八百万の神々を信仰していておおらかで明るい民族でした。
ところが孔子の教えが日本人を縛ってしまったというのです。
仁義礼智信の七つの教えはすなわち、仁は象形文字でいうと忍耐の忍、
義は、羊のいけにえ、つまり犠牲の犠、禮はコメの酒、智は矢に口なので、矢のようにしゃべることを意味する、信は人の言葉の意味、
これらが周の戦国時代に孔子がまとめ、人間界を閉じ込めた思想、仁犠礼智信となり、東西南北と中央に張り巡らされて日本人を縛っているというのです。
なるほど、日本人は忍耐と犠牲を大事にする「暗い」考えになってしまったようです。
比較して、老子の教えは素晴らしい、宇宙の真理に通じる、と山蔭氏は称賛されていました。
我々は孔子よりも老子の教えを学ぶべきだそうです。


バカボンのパパと読む「老子」  角川SSC新書 (角川SSC新書)


マンガ 老荘の思想 (講談社+α文庫)


老子 (岩波文庫)


タオ―老子 (ちくま文庫)