じゃんがら念仏踊り~いわき市の伝統芸能 [風物詩]

・福島県のいわき地方に伝わる伝統芸能で、太鼓と鐘のリズムに合わせて若者が念仏を唱えながら踊ります。8月の旧暦のお盆のとき、この1年間に亡くなった方新盆の家庭を廻り、鐘や太鼓でにぎやかに仏さんを供養し家族を慰めるものとして、いわき地方のお盆の風物詩となっています。
「じゃんがら念仏踊り」
江戸時代にいわき四倉出身の名僧祐天上人(ゆうてんしょうにん)が、信仰心の薄いこの地方の庶民に誰でもわかりやすく念仏を唱えさせようと「南無阿弥陀仏」の言葉を歌の節にあわせて唱えさせたのが始まりといわれてます。
  ・現在いわき市内には100を越える団体でじゃんがら念仏踊りが受け継がれています。それぞれの地域、団体によって太鼓のリズム、鐘のたたき方、歌の節回しなどが少しずつ違っています。毎年お盆の時期になると、夕方各地の集会所などでじゃんがらの練習をする音が聞こえてきます。

 江戸時代には、この踊りに熱中して何日も踊り続ける人々がいて、禁止令まで出たそうなわくわくする踊りです。
 子供の頃、夏には見ながら育ったわけです。
子供ですら、かっこいい、と思ったのですから、昔は若者の最大の楽しみであり、出会いの場にもなったのでは、と想像します。
 
 ちょっと北米先住民の踊りと似ているようなところもあります。
ユーチューブでご覧になってみてください。

いわき市の隣の石川郡平田村のじゃんがら、かなりハイピッチで、いわき市内の踊りが最近、のんびりとしているのと(最近の若者、やる気あんの、という意見もあり)比べて昔の踊りに近いかも、と思います。

 http://www.youtube.com/watch?v=wiJ7MgTxOyw&feature=related

 こちらは、いわき市内です。
お盆の時期に、新盆の家を青年会が廻って庭先などで踊った様子が今も伝わっています。
かなりアットホームな感じですね。

 http://player.video.search.yahoo.co.jp/video/0e51d1f2d4ec1c5045927a5c5121a355?p=%E3%81%98%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%8C%E3%82%89&b=1&dr=&pd=&st=&s=&ma=&of=&from=srp&rkf=1&r=8

 こちらもいわき市内です。北米先住民の中のあるダンスとリズムがそっくりです。

 http://player.video.search.yahoo.co.jp/video/504b5098f701052cce8f9f2f51fd2814?p=%E3%81%98%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%8C%E3%82%89&b=1&dr=&pd=&st=&s=&ma=&of=&from=srp&rkf=1&r=5

 
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