日本の言い習わし [人生論]

無能唱元氏の「得する人」を読んで思ったことは、日本で昔からいう慣用句には、仏教からの深い意味があったということです。
怪談和尚が怪談の後で語る仏教の教義からは、「自業自得」「因果応報」の教訓が学べます。
幽霊に憑依されたり、たたられたりしたら、その原因は自分の過去の言動にあった。
そこで謝罪し、お坊さんに成仏を祈ってもらったり。

また、得する人、で説かれている教義には、日本の古来の言葉があてはまります。
1.おごれるもの久しからず:自慢をするものは周囲の嫉妬や僻みで身を滅ぼす。
2.能ある鷹は爪を隠す:自分の才能をひけらかさない。嫉妬や妬みが身に危険を及ぼす。
3.人を呪わば、穴二つ:潜在意識には感情だけが焼き付けられて、人称は取れている、
  だから、あんな奴は・・・と呪うと、自分にその災いが来る。
4.憎まれっ子世に憚る
 悪いことをしても、罪の意識がない人は案外元気で長生きし、繁栄する。
 反対に善人は良心の呵責があり、後悔や自己処罰に苛まれるので病気になったり、
 不運を迎えたりする。
日本の祖先伝来の教訓には、深い意味があったのですね。
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運はポイント制 [運勢]

喜多川泰氏の「運転者」と成田ようすけ氏が臨死体験で龍に教えられた天国と地獄に共通しているのは
運はポイント制と同じということです。
辛くて苦しい仕事を安い時給で頑張っているとき、損をしているように見えて、実は天国のポイントカードに運を貯めている状態。
その後、宝くじに当たったり、楽だけど高給の仕事に巡り合ったときは、貯まったポイントを使っている状態なのです。
ポイントを使い切ってしまうと、また貧乏になりそうですが、恵まれた状態の時でも徳を積んでポイントを貯めていれば、幸運な状態を維持できるというわけですね。
だから、大金持ちになった人が寄付や慈善事業に励むのもその理論を知っているのかもしれません。
一億の宝くじに当たって、自分の贅沢のためだけに使ってしまうと、あっという間にお金は消えてしまいます。他人や公の為に使うと、一億は残ります。
宝くじに当選した人の多数は使ってしまって、数年後のアンケートでは前の貯金よりも減っていたとか。
 安い時給で都会で頑張るアルバイトさんは、今は徳を貯めているのだと思って頑張るといいのですね。一生、続ける必要はないし、続けなくても運勢は良くなるはずです。
 喜多川氏の「運転者」は、一つだけ、不運な状態から運勢を幸運に変えるための条件がある、と言ってます。それが「上機嫌」です。
上機嫌でいないと、幸運の種が周囲にあるのに気が付かないで逃がしてしまう。
不機嫌な人に幸運の女神は寄ってこない。
不運の最中でも上機嫌でいると、幸運のきっかけをつかみやすいそうです。




運転者 未来を変える過去からの使者


よくがんばりました。


おあとがよろしいようで


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得する人:無能唱元 [本]

430ページの本を読み終えました。便箋20枚にメモをしながら。
仏教から人生、生き方の極意を説き、無能さん独自の説も展開しています。
アラヤ識=潜在意識、
習気=じっけ、(怪談和尚が、前世で得意だったことは今生でも継続得意と話してました)
日々是好日=禅の根本原理
陽転思考、言霊、思想の物質化、刻印薫習
魅は与によって生じ、求によって滅す。幸福とは物自身ではなく、物の味である、
人たらし=自己重要感を与える
自慢したら、おごってやること、~災いを逃れる方法
(だから、旅行に行ってくるとみんなにお土産を配るのかも?)
生まれつきの美人ハンサムは、周囲の人々の不快感(妬み、嫉み?)で身に危険が及ぶ、
成功者~失敗談が上手。失敗者~自慢が多い
共同幻想:一人遊び
五祖法演(禅師)「好語、説きつくすべからず、人それを侮る」
=良い話は全部伝えるのではなく、少し惜しむ程度で良い、
遊戯三昧~幸福
身を守る術=正義を唱えすぎると不幸になる、(他人の不正を非難すると)自分が傷つく
無財の七施=言施、顔施・・・
因衣唯識~唯識三十論頌
あらゆる存在は唯現象識にすぎない
因果は識転変=輪廻
人を呪わば、穴二つ」=阿頼耶識は、自他の区別なく情念のみが入るから主語がない。
Aを呪うと、Aが受け取らない場合、受け取っても、その呪いは自分に来る。
相手の不幸を願うと、自分がその通りになる。
人間関係:詐欺にあう人、常に男にだまされる女~
 そういう詐欺師を呼び寄せる、または相手を詐欺師に変容させる。
善人不幸早死に説:A,B,Cの3人が戦場に行って相手を殺したとき、
 善人のAは、夜も眠れないほど、罪悪感にさいなまれた
 中庸のBは、時々後悔もするが、ま、仕方ないとあきらめていた
 Cは、敵をやっつけたのだから、むしろいいことをしたと明るく割り切って過ごしていた。
結果、善人のAは辛く苦しい余生を送り、早死にしたそうです。
 無能氏独自の人生哲学は、納得する面も多く、興味深いです。
「随所作主」人生どこへいっても自分の心の主人となれ~内観洞察、全的理解、正覚、
「世の中は幻なるぞ、ただ狂え、一人遊びに生命ある限り」



【新装版】得する人 (アラヤ識シリーズ)


得する人


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歩いても歩いても [映画]

昨日はお盆にふさわしい映画も見ました。
日本でふつうによくある家族の風景、三浦半島のどこか、横須賀市でしょうか。
祖母は樹木希林、祖父は原田芳雄、息子が阿部寛、娘はYou,
原田芳雄は引退した内科小児科の医師ですが、医院兼自宅の前にはまだ看板があります。
失業中の阿部寛が妻子を連れて帰りましたが、嫁は再婚で連れ子がいます。
それが不満で愚痴をこぼす樹木希林。二人の子供はいらないとまで言います。
15年前に長男は亡くなり、代わりに助かった人が毎年謝罪のようにお参りに来ます。
希林さんは、未だに彼を許さない様子。
希林さんは娘のyouと台所で料理、夕食の団欒の時に希林がかけた音楽は、いしだあゆみの歌、
「歩いても歩いても」
実は昔、夫の原田芳雄が浮気相手のアパートで歌っていた歌なのです。
希林さんが、実は浮気を知っていたとわかり、お風呂の中でしまった、という顔をする原田芳雄。
どの家にもありそうな様々な事情かもしれません。
翌日は家族そろってお墓参りをして、阿部寛は妻子とともにバスで帰ります。
帰宅した老夫婦は今度来るのはお正月だな、というのですが、バスの中の夫婦はお正月はもう来ないねと話しています。
数年後、老夫婦は相次いで亡くなり、阿部寛一家がお墓参りに来たときは、中学生になった息子の下に妹を連れていました。
映画の中で阿部寛のセリフ
「午前中で30度を超えるっていうんだから、暑いね」
いえいえ、その14年後の今年は午前中で35度こえがしょっちゅうです、
それほど温暖化が進んだということですね。



歩いても歩いても [DVD]


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死ぬ前にしたいこと:最高の人生の見つけ方(Bucket List) [映画]

昨日は猛暑なので、ほぼ在宅で図書館で借りた映画を見てました。
「最高の人生の見つけ方」、二人の男性、モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンがガンで余命半年か一年と言われました。前者は自動車修理工場を営む敬虔なクリスチャンで愛妻家、後者は大富豪ですが離婚3回、娘からも絶縁されています。その二人が病院の同室で出会います。
モーガンが死ぬまでにしたいこと=Bucket Listをメモしていると、ジャックが一緒に世界中を回ってやりたいことを全部しよう、お金はいくらでもある、と提案します。
モーガンの妻に反対されながら、二人は専用のジェット機で旅を決行。
高級車でカーレース、万里の長城でバイクを飛ばす、サファリでライオンを追いかける、絶景の景色を見る、世界一の美女とキスをする、ピラミッドを見物・・・時々、カテーテルが外れてワイシャツが血だらけになったりしながら、モーガンはジャックに仕掛けられた美女の誘惑を避けて、
しかし、本当の幸せとは?
 最後はほろりとする映画でした。


最高の人生の見つけ方 [DVD]


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最高の人生の見つけ方 [映画]

台風一過、猛暑が戻ってきて、ギラギラと太陽が照り付ける中、半分冷凍したタオルをアラブ風にかぶって外出しました(^^)
車に乗ってもそのタオルを被ったり首に巻いたりしていると、気化熱で涼しいので、乗って5分ほどは車のエアコンをつけないで走ってバッテリーの節約ができます。
行きかう車で窓を開けている人は、0%、みんなエアコンをつけています。
そんなわけで節約も5分くらいで、窓を閉めてエアコンにしてしまいますが。
 図書館に行って借りた本、2冊を返したついでに映画のDVDを借りてきました。
是枝監督の「歩いても歩いても」、スラム街のドラマ「ファベーラの丘」、「最高の人生の見つけ方」。
「歩いても・・・」は、ゲオで二回借りて見たのですが、印象的な映画なので。
「ファベーラの丘」は、最近興味を持ったスラム街の話なので。
「最高の人生の見つけ方」は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの名役者二人の競演。
映画館で見て大変面白く、二回目はゲオで借りて、なので、今回は三回目です。



最高の人生の見つけ方 [DVD]


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高校生の旅物語 [本]

 「また、必ず会おうと誰もが言った」を読み終えました!
10年も前の作品なので、現在52歳の作者が40代の時に書いた本、ということで、尊敬します。
様々な人生論やビジネス書、成功ノウハウ本を多く読んでいた作者が、人生をどう生きるか、どうしたら成功して、本当の幸せになれるかをここまで悟り、書けたことが素晴らしいです。
 富豪の老人に出会って、どうしたら金持ちになれるかという本田健の成功本とも似ていますが、そうではなく、金や地位ではなく、人生に使命感を持って本当の幸せをつかんでいくには、というノウハウ本なので心に響きます。
 映画は少し内容を変えてあるので、本から読んでよかったと思います。
ゲオに映画DVDがなかったせいもあるのですが、本のほうが作者の真意が伝わります。
高校生は平凡な普通の人々との出会いで、本当の生き方に気づかされます。
 空港の売店のおばさん、美容院の店長、・・・トラックの運転手、その娘、・・
船で出会った和田医師の言葉が印象に残りました。
「人間は誰かの役に立つ生き方に専念したとき、得られる報酬に関係なく、幸せを感じることが
できるんだということをね」

「また、必ず会おう」と誰もが言った。


秘密結社LadyBirdと僕の6日間


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電話占い [占い]

今週から占いの窓、のほかに、電話占いのリエル、というサイトに登録してます。
ほぼ毎日正午から午後3時まで待機しております。
(外には出ないほうが良い在宅時間ですが)
初めての方は、3000円分無料(約12分)ですので、占いまたはおしゃべり、雑談をしてみようかと
思われましたら、初回登録が必要ですが、お気軽にお立ち寄りください。
占い師名は、イワイ(前祝の祝です、今、予祝が流行ってまますね)
夜は西安という名前で、占いの窓に出演、だいたい22時から24時まで、です。
こちらは、有料ですが、占いサイトの中では最安値に近いです(^^)
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喜多川泰「また必ず会おう、と誰もが言った」 [本]

昨日、youtubeであらすじを紹介されていた本、喜多川泰の「また、必ず会おう、と誰もが言った」は映画にもなっています。予告編を見ると、トラック運転手をイッセー尾形が演じていて面白そう。
熊本から上京した高校生が、帰りの飛行機に乗り遅れ、5日間かけて帰る途中に出会った人々から何かを学ぶという話です。 ロードムービー的で高校生向けかなと思います。 
喜多川氏は、塾の生徒に話をしていたら、生徒が話を本にしたら、と言われて書き始めたそうです。
塾は雑談ができるからいいですね。
あまり読書をしない人だったそうですが、起業をして上手くいかなかったころから本をよく読むようになったそうです。
ビジネス書を多く読んだそうですが、彼の本には、成功するためには、運、不運とは、幸福とは、など、そういう知識が詰まっているような気がします。


「また、必ず会おう」と誰もが言った。


君と会えたから……


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モンゴルの草原を馬で旅する [生き物]

Bappa Shota さんの世界旅を時々みております。
今日アップされた動画はモンゴルの草原を馬に乗って旅をするというもの。
モンゴルは砂漠が多いとイメージしてましたが、広い草原もあるのですね。
キャンプをしてラーメンを食べたり、カレーライスを作ったり、川を探して馬に水を飲ませたり、
彼は馬の気持ちに沿って旅をします。
昇太さんと旅をする馬が徐々に彼になれてきて、顔をスリスリしたりするのが可愛いです。

https://www.youtube.com/watch?v=fy_3Fowy464&list=RDCMUCcrpFRRYkH185Xb8D-JQT7Q&start_radio=1

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