勘三郎さん残念無念です [芸能]

「がん放置療法のすすめ」を読み、かねてからの近藤誠先生の主張が一貫していると思った。
それも実例でがんを放置して長生きした人々の談話を掲載しているのでわかりやすい。

更に今、近藤先生と中村仁一先生(大往生したけりゃ医療とかかわるな)の対談本
「どうせ死ぬならがんがいい」を読んでいる。
内容は、どうせ死ぬなら治療なしのガンがいい、自然死、安楽死で苦痛のないガン死がいい、
ということなのだが。
読みながら、中村勘三郎さんの特番を見ている。

本当に惜しい人を亡くしたものだ。
素晴らしい芸術をあの世に持っていかれてしまった。
勘三郎さんもまだまだ舞台で活躍したかったろうに、と思う。
歌舞伎が大好きだから生まれ変わっても歌舞伎役者になりたいとおっしゃっていた言葉は
きっと実現すると思う。

昨日の特番は、余り面白くなく暗い映画だったので途中からチャンネルを変えたが今日の午後の
NHKは大体見た。
忠臣蔵は、NHK得意の切った張ったのチャンバラばかりで面白くなかったが、石坂浩二演じる
吉良を斬首するときの勘三郎さんの目、冷たさが出切れなくて、優しさがあふれていた。
その他長島さんとのトーク番組などはなかなか良かった。
それから夜の仕事に出かけ、帰宅してから9時過ぎだったけれども途中から教育テレビで歌舞伎を
見ている。

生の勘三郎さんを拝見することができなくて残念で、特に渋谷のコクーン歌舞伎は面白そう。
ラップやミュージカル的な歌舞伎も見たかったし、特番を放送してもらえたら有り難い。

勘三郎さんはやはりガンに対して効果のない三大療法(手術、抗ガン剤、放射線)で殺されたに等しいと
思う。
放置していたら、半年でガンは二倍になる程度で、発見されたときも何の自覚症状もなかったのだから、
変化はないはず。
だから、来年の新築歌舞伎座でこけら落としに出られたはずなのだ。
孫の初舞台も一緒に出ることができたはずなのだ。

フジテレビの特番では、彼が手術について迷う様子が放送されていた。
彼も手術すれば治るという洗脳があった。
だから、悪い所を取って早めに元気になって来年に備えようと思ったのに違いない。

だが、骨折や血栓じゃないのだから、ガンは手術したら、生体がダメージを受けて弱まるどころか
生命を奪われるのだ。
手術は成功、本人は死亡ということ。
ガンを取るという手術が成功しても人体が抹殺されたら何の意味もない。

周囲の誰も、近藤先生の著書を読んだことがないのだろうか。
勘三郎さんは素直で真面目な人だけに、「医師を信頼しておまかせして」とおっしゃっていたが、
少しでも疑って欲しかったと思っても後の祭りだ。
僭越ながらお送りすればよかったのかもしれないが、ガンで手術するというニュースの後では
間に合わない。
誰でもいいから周囲の人が近藤先生の本「放置療法のすすめ」を勘三郎さんに渡してもらいたかった。

しかし、ここ数年、歌舞伎の役者に災難が多い。
暴力団にリンチを受けたり、舞台から落ちてしまったり、一番の役者が突然ガンに命を奪われたりと。
歌舞伎座が取り壊されるという大事業がこうした災難を起こしているのだろうか。
歌舞伎の人々だからこそ、そういう建築に関するお祓いはしっかりしているはずなのだが。

良く家を新築するとその家の主人が病弱になるかして生命力が弱まるというジンクスがあるそうだが、
(新築の家にパワーを奪われる)
もしかして、勘三郎さんも自宅を壊してビルを新築したからだろうか。
家相とかは専門家に方位とか見てもらったのだろうとは思うのだが、わからない。









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