裁量労働制 [政治]

今朝、実際に羽鳥ショーを見ていたのですが小学生でも笑うほどの資料だった。
一日の残業時間が45時間て、コメンテーターは、ここは地球ですから、と言っていた。

たしかに、厚労省の中の反論者がわざとヘンテコなデータを出して、せめてもの
抵抗を示したのかもしれない。
が、総理は、答弁は撤回するがデータを撤回しない、と述べているし、経済界のためにどうしても、国民を奴隷化したいようだ。

今だって労働時間ばかり長くて、給与は低く、税金は高く、多くの若者や中年も結婚や子育てができない。十分に奴隷化されているのだけれど。
阿修羅掲示板より~
「今日、同じ朝日テレビの羽鳥モーニングショーで、裁量労働制の国会議論について詳しく解説した。この解説者に安倍首相の寿司友達、政府広報官でもある田崎史郎氏が出てきた。羽鳥氏が、野党の指摘するデータの杜撰を指摘すると、田崎氏は政府が不利にならないように必ずフォローする。調査したデータがあまりに不備があることに、田崎氏は何を言うかと思えば、厚生省の役人のレベルが低いからこのようなことになったというような言い方をした。
これに対して、玉川コメンテイターは、社保庁の話ではないのだから、枯れても本省の優秀な役人が、そんな単純な誤りはしないはずだと反論した。むしろ、厚生省の役人も、安倍首相が求めている労働裁量制の法案には反対していて、それを潰すために、文科省のように敢えて不備な資料を作り出したのではないかと述べた。確かに今回のデータのまとめ方はあまりに杜撰で、有能な役人が真面目に、真摯にまとめたレベルのものでないので、玉川氏の推論はあながち否定は出来ない。
玉川氏が言うには、今回の働き方改革の法案には2つの法案が入っていて、裁量労働制のもう一つの側に、長時間残業禁止の法案が抱き合わせになっている。これは、何ら反対するものではないものだと述べた。
しかし、これは経営者側にとっては、長時間残業を規制され、時間の掛かる仕事は新たな労働者を雇わなければならなく、コストアップに繋がり、これだけの法案は飲まない。したがって、経営側は上記労働時間短縮のデメリットを補うため、残業に制限がなく、お金が掛からない裁量労働制と抱き合わせで何としても通すように政府に求めていると分析した。これは非常に的を得た分析である。だから、政府は経済界に約束した法案を何としても通すつもりだということだ。
今日の夜の報道では、野党が求めているデータの再調査も行なわず、明日(28日)に衆議院での法案通過をさせると述べた。安倍首相のいつものパターンであり、数の横暴である。この裁量労働制は、今回は営業職にまで拡大させると言われている。営業職まで拡大されると、明らかに過労死は増えるだろう。ノルマを課せられ、裁量の名の下に過労死で死んでも、病気になっても、自分の裁量で働いたことになる。自己管理も出来ないダメ人間だから、そういうことになったと言われるだろう。」

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