ボヘミアン・ラプソディー [映画]

英文法をクイーンの歌で教えた責任上、ボヘミアンラプソディーを見てきました。
平塚だったので、ライトを振って歌ったり踊ったりする人はいなくて座って静かに見れました。
フレディーの歌の合間にインタビューが入ったりするドキュメンタリーかと予想していたのは外れで、フレディーに似せた役者さんが、ずっと生涯を演じるという物語。
最後の30分くらいは本人の歌が聞けるかと思いきや、ライブエイドまで役者さんで最後の最後にテロップが流れる所で少し本人の歌う映像が流れた程度。
役者さんは熱演でしたが、明石家さんまの生涯を原口あきまさが演じるみたいでなじめず、徐々に役者も上手くなり、そうだったのか、と物語に入っていけたわけです。
始めは婚約者もいて愛し合っていたのですが、その後バイセクシャルになって、とネタバレなのでこれ以上は言えませんが、フレディは素晴らしいカリスマでした。
いわば、現代のジーザスクライストスーパースター、人類愛をうたった人だと理解しました。
両親が移民で異教徒、ロンドンで育った彼は差別を受け、寂しい生い立ちだったに違いありません。
でも、彼は差別を受けても貧しくても負けない、僕らはチャンピオンなんだ、と歌って、その愛が
すべての人、特に地位が低い、圧政下にある人々を励ましているのだと思います。
それが、今の世界、日本が陥っている崖っぷちの状況とマッチして、みなの共感を得ているのかもしれません。We are the champions.
かつて、県下でも最低と言われた某K高校で教えた時も、学力はズンドコでも人として君たちは決して最低じゃないよ、むしろ最高だよ、というQueen の愛のメッセージが伝わったかな、と思っています。


ジュエルズ


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