旭天鵬の優勝 [スポーツ]

今日は朝から昼まで仕事で小田急線に乗って都会まで行ってきました。
帰宅して少々疲れてクイズ番組を見ながら昼寝をしてしまって、夕方に起きると、テレビでは相撲をやっています。

旭天鵬という37歳の力士が平幕でありながら、初優勝をした場面を見て感激してしまいました。
20年の努力が素直に実ったのです。
旭というので、旭川出身かな、と思ったら、この人もまたモンゴル出身なのですね。
日本人はダイエットに励んでいるし、辛い修行など子供にはさせたくないという親心で日本人の大型力士はもう出ないのかもしれません。

義経がモンゴルへ逃避してジンギスカンとなり、日本の文化、緑茶や相撲を伝えた功績が10世紀も経て現代の日本で実っているわけです。モンゴルや東欧の人々のお陰で日本の伝統相撲は維持されているようです。

子供の頃はご飯の時に祖父が見るのでつきあいでテレビを見ておりましたが、最近はすっかり相撲嫌い。
大体ここ数十年は八百長ばかりらしいし、見ればメタボと不健康の固まりじゃないですか。ダイエットの敵みたいな体型。

テレビとかラジオをつけると、相撲の時期はすぐにチャンネルを変えるし、相撲の放送って電波の無駄じゃないかと思うほど。
力士の姿を見ると、メタボ警報の私としては、反面教師の見本ですから、あんなになってはいけない、おお嫌だと恐怖に震えるばかり。

なので、相撲は滅多に見ないのですが、今日は偶然チャンネルをまわすとバルトともう一人の三敗候補の勝負で、バルトが力一杯負かすところ。これは八百長ではなくバルトが真剣にやったと見えて面白い試合でした。3人が三つどもえで対決することはなく、二人の優勝争いとなったようです。
次に旭天鵬が最後の立ち会いの場面でどちらかが勝てば優勝です。
目が離せなくなり、しまいまで見てしまいました。
試合は力と体格の差で、あっという間に旭天鵬の勝ち。
これも八百長とは思えない試合でした。

旭天鵬は、もう涙、涙です。
見れば、すっと鼻筋の通って目鼻立ちの整った二枚目で江戸の相撲絵にもなりそうな美丈夫です。
人相的にも、筋の通った左右対称のバランスの取れたお顔は長年の地道な努力が実る運勢です。
スポーツニュースとかで名前くらいは聞いたことがあったかもしれませんが、お顔は知らなかったのです。
良い勝負を見せてもらいました。
国技館の満員の客は、旭天鵬が一言一言言う度に大拍手喝采です。
君が代と口パクが合ってなかったのは日本人じゃないから仕方ないかも。
(次回はちゃんと覚えてね。)
テレビを見ながら感動し、拍手したくなったドラマでした。

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