平塚ウィンドオーケストラの演奏会 [音楽 ]

日曜日に、市民センターで平塚のアマチュア楽団、ウィンドオーケストラの定期演奏会があり、
鑑賞してきました。
選曲も良く、指揮者の木崎氏の軽妙な語りも面白く、楽しめました。
クラシック界の綾小路きみまろ、かな。
 マーチのような音楽のときは、リズムに合わせて観客が拍手をしますが、
 皆様、そんな半端な拍手は困ります、演奏の足を引っ張りますとか。

しかしまあ、開演の前にセンターの前で行列する人々を拝見すれば白髪こうとうの人々が多くて
あれ、演歌の演奏会かな、と見まごうばかりだったので、やはり高齢ともなれば、拍手だって
力不足というものです。
乳幼児を連れて、赤ちゃんが泣こうが、幼児がわめこうが気にしない若い親御さんが数組いらしたのも
田舎だよな、とがっかりしましたが、そんな逆境にもめげない演奏家様達・・・
その演奏は良かったです。

曲目は「五月の風」に始まり、風紋、民謡、タイタニックの映画を彷彿とさせる「マードックからの手紙」
宇宙戦艦ヤマト、宝島、ふるさと、ジブリメドレー、情熱大陸

「五月の風」は、さわやか、
マードックはタイタニックの一等航海士で、毎日、家族への手紙を書くのが習慣だった。
その彼が家族に沈没の様子を書いていた。静かな海、荒れる海、混乱する人々、沈没する船、
壮大なドキュメンタリーを見ているかのような曲である。

ふるさと、は全員で合唱、福島やいわきのことを思い出して思わず涙、
情熱大陸は、向上高校の演奏で聞いてから大好きになった明るいラテンのリズムだ。

平塚、伊勢原、秦野、など近辺の音楽会を周遊していると、ほとんどの週末が埋まり、
退屈しない。
しかも、横浜や東京へ出かけるとなると駅や電車の混雑が気になり、少々おっくうになるのだけれど、
近辺だと車で行けるので楽。
今まで見過ごしてきた、いや聴き過ごしてきたのはもったいなかった、と思う。
無料または千円か2千円程度の入場料なので、横浜や東京への交通費よりも安く気楽に
楽しめる。
皆様、ぜひとも地元の音楽会に多く参加して、音楽会を盛り上げようではありませんか。
地域の文化の向上になるというものです。
自分で楽器を演奏してもいいし、合唱に参加するのもいいですね。

かつて、ドイツ、オーストリアを一人で旅をした。
ザルツブルグに着いて5時か6時にホテルに入ったときにすぐに今晩の演奏会は何かありますか、と
フロントで聞いた。
すると徒歩10分ほどで、お城のコンサートが7時からあるというので、下のレストランで軽く夕食を済ませるとすぐに行ってみた。
雪がやんだ雪道を10分くらい歩いてミラベル宮殿に入ると、入場料が千円程度。
きらびやかなシャンデリアが輝くミラベル宮殿のホールで弦楽四重奏などを鑑賞することができた。
優雅なひとときは大満足だった。
一人なので幕間に話す相手もなく暇だったけれど、気にしないことが一人旅のコツ。
 
数年前にテレビで医師の西川史子が、欧州の宮殿での模擬結婚式をしていたので、見ると
まさにあのお城。

ネットで「ミラベル宮殿」を検索してみると、夜見たときよりも遙かに大きな城で庭園や花も華麗に
城を彩っている。
演奏会は年間300回もしているというので、どうりで突然平日の夜に行ってもやっていたわけだ。
結婚式も開催しているそうなので、西川女史の模擬結婚式はその宣伝のようでした。

日本でも普通の夜に千円くらいで、気軽に演奏会を楽しめるといいですね。





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