病気が治る気功入門：中健次郎

もう１，２年前に買った本なのですが、一度さっと読んだだけで積読でした。
中の気功エクササイズも少し試して終了、というより忘れていました。
今度血糖値とコレステロール値を下げるために何か運動しなくてはと本だなから取り出して読み返してみると面白さを再発見。
付録のＤＶＤで実行してみましたら、意外に簡単なので実行しています。
著者の中健次郎先生が中国で出会った奇跡の気功家は脅威です。
指一本で彼を５メートルも飛ばしたり、コップの中の水を凍らせてしまう仙人、窓から空へ飛んで行ってしまった仙人の話も面白い。
その仙人から教えてもらった気功の一つがカンテン柱と言います。かんの字は手偏に感動の感。
天は空の天です。
糖尿病を悪化させて失明した人が、カンテン柱を半年実行しただけで見えるようになったという話もあります。
カンテン柱は椅子に腰かけたまま、両手を膝に乗せてテレビを見ながらできるのです。
背骨と顔を同時に円を描くように回転させます。
背骨はおへその裏の命門というところを意識して大きな円を描き、顔は顎を回して小さな円を描きます。左右９回ずつ4回まわすとありますが、時間がなければ数回でもいいと思います。いつでもどこでもできますので。寝る前と朝起きた時にするのも良いそうです。
後ろに回すときはへそを引っ込めて、前に回すときは逆です。
首から尾てい骨まで龍がＳ字を描くように背骨を意識して回すと背骨が柔軟になり、その後とても気持ちが良く若返り効果もあるようです。ヨガでは背骨を洗う、といった気がします。
背骨が固いとうつになりやすいそうですし、座ったまま、立ったままの仕事の人とか、首や肩、腰が痛いなどの症状も治るようです。
千島学説では血液は脊髄で作られるといいますので、背骨を柔軟にすることで造血作用や血流に良い効果があるのかもしれません。体が軽くなるような感じです。
テレビを見ながら、座ったままできるので高齢者も大丈夫。
ほかに船をこぐ動作の気功や、酔っぱらった人のようにくねくね歩く酔人功など、簡単な動作で
健康に効果的なので、ＤＶＤを見ながら楽しく実践し始めました。
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