唐人お吉異聞の訂正新版を出版しました [本]

昨年の秋にキンドルで出版した「唐人お吉異聞」を読み返してみると間違いが多くて、申し訳ありませんでした。再度中身をチェックして訂正しました。今回、無料キャンペーンを2月2日から2月5日まで行いますので、もう一度キンドルでダウンロードしてお読みいただけましたら、幸いに存じます。
今回、改めてお万の方について調べますと、命日が旧で8月22日、新ですと10月13日なので喜和子さんと同じです。更にお万の方が帰依していた日遠上人の祖は日蓮上人ですが、その日蓮の命日が10月13日ということがわかり、新たな発見でした。
それから、私があれこれ考えて、もしかしてお吉の前世はお万の方では?と思いつく以前に伊豆の吉奈温泉東府やリゾートの記念館にはお吉の籠とお万の方の長持が一緒に並べて展示されていたのです。
これも不思議なことだと思いました。
もう一つ、お万の方が日蓮宗に帰依して信心深い女性だったこと、思いやりのある女性で慈善活動もしていたことが更にわかりました。
お万の方は家康の二人の男児を生み、それが水戸徳川家、紀州徳川家の祖となったのですが、次男を別の側室に取られるという悲劇がありました。
家康の晩年の側室、お梶の方、のちの英勝院はお万の方と年が一つ違いですが、晩年のお気に入りでした。ところが生まれた子供が亡くなり、悲嘆にくれていたところ、家康がお万の方の次男を取り上げてお梶の養子にしたのです。
後に出世して御三家となるのですが、次男が手元から離れたのは残念だったろうと思います。
それでより信心深くなり、最後には身延の日遠上人のお寺が菩提寺となりました。
以下の二階家の写真をクリックすると、唐人お吉異聞の本になります。無料キャンペーンは2月2日からですので、どうぞよろしく。


唐人お吉異聞: 幕末に日本のために活躍したお吉の輪廻転生


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