ほんまでっか、の澤口俊之先生講演会 [子育て]

今夜は午後6時半から平塚中央公民館で澤口先生の講演会があり、勇んで?参加してきました。
彼の説はなかなか聞く耳を持ちたいお話だと思っていたからです。
近くの総合公園に車を置いて、と思いましたが、行ってみると公民館の隣の公園を臨時駐車場にしてくれていて、ライトをもった係の人もいて、スイスイと止めることができてラッキーでした。
開演前から100人以上の行列ができていて、その最後尾に並ぶこと5分程度で入れました。
そして30分も前から前のほうの席で待機。
30代、40代のママさんたち中心に満員の開場ホール。

開演になると、中央公民館の係の人と館長さんのご挨拶、なるほど、市の公民館主催ですからね。
澤口先生のご紹介ー北海道大学、京都大学の医学部大学院、エール大学医学部で脳神経科学を
研究、今は脳科学研究所所長であり、武蔵野学院大学教授。

澤口先生は登場するなり、怪我をしているからとのことで、座ってパワーポイントを操作しながら、早速
ご講義が始まりました。
早口で素早い展開ですが、あっという間の1時間20分。
もっとお聴きしたい濃い中身のお話でした。

メモをしてまとめてきたことを記します。
「HQ-人間性知能ーについて」
育児や教育は理系の分野のことである。
HQは前頭前野が司る。ー大脳の15%ー統合的に脳全体をコントロールする
幼少期が重要
HQ-Humanity Quatient

例えば、東大などから,流企業に入った人・・・1年以内にやめる、30-40% 
数年後には12%がやめてニーとになる
HQが低いと勉強はできるが、社会で続かない。

怪我などで前頭前野にダメージを受けると、
失わないもの・・・知識、言語、計算能力
失うもの・・・・未来志向的行動力・・・夢、目的、計画、努力、理性、自己抑制、高度な言語(説得、交渉、
良いウソ)、協調性、社会関係力、やる気、集中力、好奇心、探求心、主体性、独創性
失われると、人まねばかりするとか、引き篭もりになったりする。

いいかえると
HQとは、目標、夢に向かって、社会の中で主体的に生きるための能力
HQとは、これからの激動の時代を生き抜く能力
明確でぶれない信念、あきらめずに道を切り開く気概
社会関係力・・・他者のありがたみを知る力、相手の立場を意識した行動

HQが高い人は、指導者、経営者に多い、学力も高いし、出世できる
HQが高い女性は良い恋愛をする
夫婦のHQが高いほど、良好な結婚、

ASPD(反社会的人格障害)は、典型的なHQ障害・・・例えば凶悪犯罪

ADHDはリスク要因・・・・の9~40%がCD 行動障害(~18歳まで)
(CDー人を叩いたり傷つけて快感となる、人の痛みを知らない)
CDの9~40%がASPDになる、
つまり、ADHDの20%がASPDとなる可能性がある

ADHDは幼少期に治せる、なるべく幼少期に治してCDに移行させないことは可能
脳の発達、8歳で95%が発達する
乳児期にはカンガルー育児と母乳、母子が密着して過ごす、
食べ物とHQ~魚が前頭前野の発達その他に良い。
ピアノの練習も前頭前野の発達に良い。
人生には三回、前頭前野の発達を促進する時期、チャンスがある。

著書「夢をかなえる脳」「やる気脳を育てる」



「やる気脳」を育てる (単行本)
とてもわかりやすく良い本でした。目からウロコですよ。

夢をかなえる脳

具体的に自分のHQ指数が計れて面白いです。ちなみに私の指数は普通、でした。
成功も失敗もしない普通って、希望どおりかな。
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