ローカル線の旅 [旅行]

車をやめてバスと電車で通勤するようになり、旅ではないのに、旅気分で楽しんでおります。
15年使用、10万キロ越えの車は2千円弱で売れました。
廃車料金がかからないだけお得。中古車会社も修理して売れば、数年はもつでしょうし、
アジアアフリカなど海外へ輸出すれば、10年以上使ってもらえるかもしれません。
 さてバスと電車ではいろいろな人との出会いが面白いです。
先日、午前で仕事が終わり、雨の日に小田急線のH駅から乗車しようと午後1時頃にホームのベンチに座っていると一つおいて隣に78歳くらいの田舎らしいおじいさんが座って「寒いねえ」というので、少し疲れていたので面倒でしたが「そうですね」というと、聞いてもないのに、どんどんしゃべりだしました。
NHKの歌謡ショーにはがきが当たったので、これから行くんだと嬉しそうにはがきを見せてくれました。天童よしみ、五木ひろし、など歌手が並んでいます。
でもコンサートに行くなら携帯はいらないでしょ、と奥さんに携帯を取られたそうで、
彼女との待ち合わせに困るから早く行くとか。そのはがきで二人入れるの?と聞けば、
彼女も当たったとか、ほお、運がいいですねえ、と言うと、
電車が来たのでおじいさんとは別の車両に向かっていって乗りました。
丹沢の山奥から出てきたばかりのようなおじいさんが彼女と歌謡ショーとは意外でした。
忘れていたのですが、夜にテレビをつけるとNHKで火曜ショーだったのでおじいさんのことを思い出しました。晩年に彼女とコンサートって、いやはや大したものです。
 別の日、I駅からバスで帰ろうとバス停のベンチに座っていると、ほっぺの赤い田舎らしい小学生が(昔はほっぺたの赤い子供が多かったけれど)最近珍しいと思って何年生?と聞けば、4年生と答えました。
おばさん、新幹線に乗ってきたの?と聞くのでいいえ、小田急線だよ、というと
「私は新幹線で新大阪から来たの」と得意げに言うのです。
「ひとりですごい、偉いわねえ」。
祖父母の家が大阪ということで一人で帰ってきたのが得意そうで赤いほっぺたをつやつやさせて
います。小田原で新幹線から小田急線に乗り換えるのも一人で良くできたものです。
山のほうへ行くバスに乗って帰っていきました。ほのぼの・・・、
ああいう子らのためにも日本は再び戦場にはしたくないものです。

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