ミルトン・エリクソン [催眠療法]

催眠療法はトラウマ解消とかタバコや酒を止めるとか、不眠症、不安、乗り物恐怖症などを治す効果があります。
日本では精神科はただ薬を出すだけで、患者は眠くなるだけなのですが、欧米の精神科医はたいてい
催眠療法を利用するので、目に見える効果があるようです。
 フランスのメスメルが有名ですが、最近の催眠療法の祖といわれるのは何といってミルトン・エリクソンです。
10年ぶりなので本やテキストを読み返し、改めてミルトン・エリクソンの偉大さがわかってきました。
幼少のころ、ポリオだったので筋肉で呼吸するのが困難で鉄製の呼吸補助装置で体を包まれて寝たきりだったそうです。胸の上に置いた鏡で来た人の顔を見て話をするのが楽しみ、それが彼の観察眼を非常に鋭くしたのでした。頭脳優秀で後に彼は医学博士になりました。そしてそれまでの催眠療法を画期的に発展させたのです。

催眠療法は、変えられない悲惨な過去、子供の頃にいじめられたトラウマ、亡くなった人との関係などを変えるのに役立ちます。方法は人と場合に応じて臨機応変にするのですが、映画にして逆回しをする心理療法、その場面のカラーを変える、本当は言いたかったことを叫ぶ、などさまざまですがかなりスッキリします。
私が良く使うのは、大人になった本人自身によるヒーリング、とか天使に来てもらう、などです。
 誰もがトラウマを抱えて一生を過ごしますので、そこがリセットされるとその後、かなり軽く明るくなります。そしてそれが運勢を上昇することにつながるのです。


ミルトン・エリクソン心理療法: 〈レジリエンス〉を育てる


新装版 ミルトン・エリクソンの催眠療法入門


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ミルトン・エリクソン入門


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