マウストラップ(ねずみとり) [本]

ロンドンで何十年というロングランを続けているマウストラップというお芝居はアガサ・クリスティーの作品の一つです。
10冊以上読んでいる中で「ねずみとり」という本はまだ読んでないと思ってましたが、先日読んだばかりの「愛の探偵たち」という短編集の中にある中編「3匹の盲目のねずみたち」という作品と同じということに気が付きました。
「ねずみとり」を検索し、あらすじを読むと、あら、この物語は知っている、登場人物も知っている、と気づいたのです。「3匹の・・・」は1951年に「ねずみとり」という戯曲にする前の原作でした。
ところが犯人は誰かを忘れてしまってました。
犯人は最後に意外な人物だとわかるのですが、それが誰かわからない、認知症の始まりかも。
図書館で又借りて読むのも悔しいのでネットでネタバレのブログを検索すると、ありました!
犯人は、@@@だったのです。
結末は言わないで、と芝居の最後には警告されているのに、ブログ主はばらしてしまっています。
まあ、本を読めばわかりますが。
 なんとなく最後が解せなかったので忘れていたのかもしれない。
アマゾンのコメント欄では最近のミステリーでは良くあるパターンと書いてますが、最近の作家がアガサの真似をしているのかもしれません(^^)
 「マウストラップ」は、今年の1月に六本木俳優座で上演されていました。
主演はジャニーズジュニア、ジャニーズファンが多く当日券もキャンセル待ちのようでした。
 登場人物がたった8人で同じ部屋の中が舞台ということもあり、上演しやすいのかな、5月には茨城の小劇場でも上演されていました。
昨年は釈由美子さんも出演したようですので、近くで機会があれば見たいものです。

愛の探偵たち (クリスティー文庫)


ねずみとり (クリスティー文庫)


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