福に憑かれた男 [本]

「運転者」、という本がベストセラーで図書館では34人待ち、1年待って順番になるころにはボロボロでしょう。しかし、34番でも借りて読もうという粘り強さには年金生活者の逞しさすら感じます。
日本の年金の少なさは世界でも有名ですから、政治の貧困ともいえます。
北米では、12年間働けば月に12万円の年金だそうなのに、日本は40年国民年金を払い込んで結果、月に6万円なのです。それはともかく、運転者を読む前に喜多川氏の過去の本を読もうと、昨日は中央図書館で喜多川泰氏の本を借りようと思ってました。
5冊ほど在庫しているのです、がよく考えてみると中央図書館は一番古いだけあって本も古くてボロボロ。昨年、アガサ・クリスティーの文庫を5冊借りた時には、なんと3冊の本の中に鼻孔からの排せつ物がかピカぴになって貼り付いていたのです。
さすがにあきれて、読む気がしなくなり、そのまま返すと又後の人が不快になると、クレームではないけれど、メモに書いて受付の人に渡しました。
アガサ・クリスティーの知的な本を借りる人が、そんな汚いことをするなんて、と暗たんたる気持ちになったのです。
 だから、中央図書館へ行くのはやめて、そうだブックオフ、と思いつき、渋沢店に行ってみました。
喜多川泰の本を探してると伝えると若い女の子がスマホで在庫を探そうとしました。すると先輩の男性が来て、案内しますと文庫のほうへ、喜多の棚を探してもない、彼はアプリに登録してもらうと他店から取り寄せることもできます、と去りました。
私は店内を回って単行本の個所を探すと喜多川氏の本が4冊も!人を簡単に信じない私をほめてやりたい。4冊の中で最もきれいで最も安価な本、220円、「福に憑かれた男」を買って帰りました。
ないと言った彼はレジにはいませんでしたし、あえて、ありましたよ、とも言いませんでした(^^)
彼も忙しいのです。
 昨晩と今日の昼寝の合間に読んで、良かったです。
平明で誰でもわかりやすい淡々とした文章ですが、中身は深い。
塾で教えてられるので、生徒にもわかりやすい文章を書くのだと思います。
喜多川泰という著者は
「中高生から人気の高い学習塾「聡明舎」の創立者であり、自身も授業を受け持つかたわら、日本各地で連続講座「親学塾」を開催するなど幅広く活動する、小説家・喜多川泰さん。
彼が描き出す作品は、エンターテイメントとしてだけではなく、人生を楽しむためのヒントが隠されています。」
「福の神がつく人は、人知れず良いことをする人、
他人の成功を心から祝福する人、
どんな人にでも愛をもって接する人」と繰り返し書かれています。


「福」に憑かれた男 (サンマーク文庫)


「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣


きみが来た場所 Where are you from? Where are you going? (喜多川 泰シリーズ)


運転者 未来を変える過去からの使者


ライフトラベラー 人生の旅人 (喜多川 泰シリーズ)


賢者の書


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