数学、理科、英語、と入試面接 [受験]

12月から急に受験生、それも大学受験生ならなれているのに、高校受験生、つまり中学3年生を数人指導する羽目になり、連日、中学生と頭の体操をしています。なので、平日も休日もなく、多忙しております。

今更、関数、解の公式、確率、図形の証明などをするとは、トホホです。昔、中学校で確率なんてやったかな、と
疑いつつ、参考書を片手にどうにか解説し、人は教えることで覚えるということを再認識。
中学生は入試五科目なので、理科もあり、昔の理科はこれほど難解じゃなかったよなあ、と思いつつ、頭の体操です。地学、物理、化学、生物など多岐に渡り、これって高校で習ったはず、と思うのですが、仕方なく取り組む有様。
たぶん、最近世界に比べて日本人の理科の学力が低下した、というので、あわてて文部科学省が急にレベルを上げたのでしょうが、いきなり上げたって、中学生にはちんぷんかんぷん、といったところで、これは余程塾に行って予習復習しないと無理みたいな感じです。
国語も大和魂の喚起かどうか、やたらに漢文、古文が入って難しくなり、中学生に本格的な漢文の問題や源氏物語の問題が出ているのでびっくりです。昔はこれほど古文漢文は無かったと思うのです。

国粋主義になったのでしょうか、今度は中学生に武道を必須とするらしく、いったい、この国は強制して愛国心が出ると思っているのかどうか、福祉も不十分で、税金ばかり取り、電気料金も上げ、原発も止めないというのに
国を愛せと強制しているみたいで、困った国だ、と中学生の教科書を見ながら、政府の思惑がわかるという状態です。
国を愛せというのなら、愛せるような国になってもらいたいものです。
とにもかくにも、教えている中学生はどうにか合格していただきたい。

今週は、神奈川県の高校入試、前期、推薦入試があります。
それで半分は合格、あとの半分は二月の学力テストで入学を決めるというわけなのです。
発表は二月の1日、私は競馬の騎手(騎手ならムチで叱咤激励しています)ほどではないのですが、
その馬に賭けている観覧者のようなつもりで?応援しています。
自分の教えた馬さんが、合格すると嬉しいものです。
去年の秋は、3年も教えた大学受験生が二人、希望の大学に推薦で合格し、本当に嬉しかったですから。
 今日は二人の生徒に面接の練習をしました。
練習だというのに緊張するのですから、中学生くらいだとまだまだ心はピュアなんだなあ、と年輪がバームクーヘンのような自分と比べて思いました。

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