103歳と101歳でラブラブなカップル [原発災害]

最近のテレビ特集で良かった番組は、103歳と101歳の夫婦、大熊町から会津に避難、會津の仮設住宅で息子夫婦と暮らしています。
101歳の吉田信さんの戦争体験、シベリア抑留は過酷でした。
妻のツルさんは一人で三人の子育て、東京から福島へ避難して一ヶ月で東京大空襲、
今度の震災の体験、様々な出来事をユーモアで乗り越えてきた100年の二人は感動でした。
なぜか、深夜の再放送もあり、二度も見てしまいました。
 シベリアでロシア人が、日本にも月があるか、というので、あるとも、二つもあるさ、と答えてロシア人を
驚かせた信さん、ロシアの黒パンは、労働が過酷で立って食べた。
最初まずかったが段々なれると旨いと思えて、日本へ帰国するときは、食べられなるのは残念なほどだった。
 シベリアから帰国後、明治42年4月27日生まれの信さんは大熊町で英語教師となった。

信さんは、鶴さんのことを、年上だからいばっている、いつまで経っても年上だからね、と。
「酒を飲んでばかり、学校で何か行事があるとはしご酒でしようがなかった」、
「あるときは酒屋で通知票を盗まれて」と鶴さんが愚痴りながら暴露すると、
信さんは、「うるさい、余計なことをいうな、馬鹿者、」と喧嘩するのは元気で仲良く長続きするコツかも
しれません。通知票のことは、もう時効ですよ。
とにかく二人とも全然ぼけたりしてなくて記憶も明白なのは、夫婦げんかのお陰かもしれません。
そして、今度の原発事故と避難です。

 足が弱くなった信さんは、半年間、リハビリの為に、いわきの病院へ入院して元気になって帰る、と
いう場面、二人はいとおしそうに別れました。
愛情あふれる二人の表情でまだまだラブラブなのがわかります。
 いつもニコニコと笑顔とユーモアを絶やさない素敵なご夫婦は、存在そのものが感動でした。



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