自閉症の東田直樹さん [テレビ]

この頃テレビをよく見ます。いや、前からです。
手っ取り早い娯楽であり、情報の元ですね。
特にガラケーを機種変更してテレビがどこでも見られるようになってから、退屈しないで
済みます。が本はあまり外で読まなくなりました。
キンドルもあまり持ち歩かなくなって、いわきへ行くときも重いから携帯でいいや、と省略。
東京ではチャンネルを23区に合わせ、茨城では茨城、福島ではいわきに合わせ、と
バスや電車の中でも、寝ている以外はテレビを見ているので退屈しません。
今日も歯科医院で予約の時間に行っても、前に10人超ですので、一時間半待ちでしたが、
待合室に置いてある週刊誌よりも今のニュースを報道してくれるテレビをイヤホンをして
見ていました。すぐに居眠りとなったのですが。

昨晩でしたか、世界こんなところに日本人、という番組で、アフリカのケニアへ行った千原兄弟の兄が、小学生のリクエストでヌーというウシ科の動物が大群で川を渡るのを見て感動していました。
私もテレビで見ていて、その勇壮な光景に感激。
アフリカまで行くことはまず今後ないと思いますが、今ではテレビで世界中どこでも、特にこの頃は秘境を放映してくれるので実に好都合です。
家にいながら、コーヒーを飲みながら、どこでも見られるのですから、便利な世の中になったものです。エボラ出血熱とか、蚊に食われる心配もないのですから。

今日たまたま午後に家でテレビを見ていると、感動の番組がありました。
8月に二回、今日は再々放送のようで、見られたことはラッキーでした。
重度の自閉症の人を見ると、意味のわからない行動があり、話もあまり通じないので一般人は
無理だわ、と思いがちです。
その親ですら、絶望するらしいのですが、実は自閉症の人も深い考えを持っていて、それを表現する手段がないだけのことらしいのです。
東田直樹さんは、キーボード操作で言葉を表現することが可能なので、自閉症の人の気持ちを本にしました。
それを読んだアイルランド人の作家が、英訳して世界のベストセラーになったのです。
アイルランド人の作家は、8年間日本で英語教師をしていたので、その本が読めました。
そして、自身の8歳の息子が自閉症なので、絶望に近かったのですが、東田さんの本を読んで
息子の気持ちがようやくわかったというのです。
世界中の自閉症児の親が目からうろこのようです。

人生のシナリオというか、神の采配は不思議ですね。
作家は、将来自閉症の息子を持つことになる、ということを神様は知っていて日本へ派遣し
日本語がわかるように仕組んだみたいです。
しかも、ともに訳した妻は日本人のようです。
なので、もともとの本も純粋な言葉で書かれていますが、英語もわかりやすく読みやすいようです。
2007年の最初の本は売り切れ状態のようなので、すぐに配送してもらえる新しい本のほうを
注文してしまいました。




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