トレヴィの泉で二度目の恋を

腐っても鯛、年老いてもシャーリー、立派でした。
７０代のシャーリー扮するエルサ（アナと雪への揶揄？）と８０代のハンサム老年フレッドの恋物語。
場所はニューオーリンズとローマです。

途中ほろりとして、最後にはほのぼのとした映画でした。
さすが、シャーリー・マクレーン、台詞がエスプリが効いていて含蓄があります。

老年者が主人公の映画として「最高の人生の見つけ方」、
ジャックニコルソンとモーガンフリーマン演ずる末期ガンの老年男性二人が、人生でしたかったリストを
次々とクリアしていく話しも面白かったですが、さすがシャーリー、気の利いた映画を作ってくれました。

神奈川県では川崎だけ、東京は渋谷文化村など数軒しか上映してないので、この際だからと渋谷まで
行ってきました。

東海道線を横浜で乗り換えて東横線で東新宿で降り、まずは鬼王神社へお参り。
新大久保のコリアタウンでアロエジェルを二個買い込み、そのまま大久保駅近くのトルコ料理の
ヒサルへ。ケバブランチを美味しくいただき、大久保から渋谷へ。

ケバブランチのお店ヒサルは、一月にテレビで特集していたとおり、安くて美味しい小さな店でした。
サラダ、ケバブライス、トルコパン、チャイがセットで７５０円でした。日替わりランチは８００円ですので
次回は日替わりにしようか、と楽しみが増えました。

今日は羊年の羊の日だからか、ラッキー、ついてるの連続でした。
平塚から大船までは湘南新宿ラインに乗りましたが先頭の車両の真ん中あたり、４席が一人だけで３席が空いているので腰掛けると向かいは珍しく、分厚い文庫本を読んでいる高校生、と思ったら、高三で今度自衛隊に行くことになった男子でした。

しかも、去年の秋に会ったのは「明日自衛隊の試験なんです」という日でした。
まずは、合格おめでとう、から大船までの２０分間の話しが始まりました。

私の父が海軍航空隊の少年兵、予科練だったことを話したり、坂井三郎の「大空のサムライ」を推薦すると
さっそくブックオフで探してみるとか。
身長、１８３ｃｍ、剣道部出身のきりりとした若者が日本を守ってくれるとは頼もしいですが、どうか命だけは
大事にと願います。
１０年前は自衛隊の倍率、６倍でしたが、今はなんと１０数倍だとか。

東横線も山手線も順調で映画にもちょうど開始時間に到着できたのですが、その後のニュースを見れば
湘南新宿ラインは、東海道線の戸塚で事故のため１２時半から２時間ストップ、その後も遅れが続いていて、
あと一本か二本遅い電車だったら事故に遭遇、二時半までのトルコランチにも、映画にも間に合いませんでしたので、ついていたと言えます。

帰りも東海道線は復旧はしたものの、遅れていて、混雑の為、藤沢まで座れず、でもまあ、遊びで行って
きたのだし、映画館で座ってばかりだったので立っているのも良い運動でした。