ろう梅と高浜原発の再稼働 [原発事故]

160128_200833.jpg今日はごみ集積所の掃除当番なので仕事の帰りに車に積んでおいた自治会のほうきと塵取りをもって集積所に行ってみると、はらはらと黄色の小さな花が落ちていました。
ほのかな香りがして、なんと可愛い、と上をみれば、上にある家の庭から蝋梅が枝を伸ばし、その花がごみ置き場に散っていたのです。
その花を拾い、簡単にほうきで掃除をしてきて、部屋に蝋梅の花を置いてます。
ほのかで甘い香りが部屋を見たし、こいつは春から縁起がいいわい、と悦にいっております。

さて、いつもどうでもいいニュースが大きく報道されているときは、政府が国民に知らせたくない出来事が起きているようです。
甘利大臣がわいろをもらったとかもらわないとか、一国の大臣がそんな悪代官では困るのだけれど、まあ大臣が変わろうが国民の生活にはあまり変化はない。
甘利氏にとっては年収3500万の国会議員を辞めるわけではないし、100万円などどうでもいい話で、国民にとってもどうでもいい。むしろ甘利氏は、数年に及ぶTPPの対応で疲れたのでちょうど辞め時だったのかもしれない。石原になるのは、更にがっかりなのだけど。
常識がないから失言ばかりで、政治力もなく、国民を失望させるだけの人に見えるし。

ところがもっと国民の生活に大きくかかわることが今日発表され、甘利大臣の報道の陰に隠れてしまっている。
国民は原発が再稼働すれば、放射能の汚染水が垂れ流され、癌などにかかるリスクが増える。それどころか、事故が起きれば命の危険が増し、近隣の人々は住む場所もなくなる恐れがあるのは福島で経験済みである。
昨年の夏に川内原発が再稼働したときも、何かほかの芸能ニュースなどが大きく報道されていたのか、広く国民が知ったわけではなかった。
昨年の暮れに、原発の免震重要棟の建設を撤回したときも報道はされたけれども、年末年始のどうでもいいニュースが優先され、知っていた人は少なかったようです。

どうでもいい芸能人のニュースなどが連日、大きく報道されているときは、何か国民にとって
嬉しくないことが裏で進行しているのではないかと疑うことが必要かもしれない。
以下に報道記事を転載します・・・・

「関西電力 は28日、高浜原発3号機(福井県高浜町)を29日午後5時をめどに起動し、再稼働させると発表した。使用済み核燃料を再処理したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使い、プルサーマル発電を実施する。3号機の運転は2012年2月以来、3年11カ月ぶり。」

「2015年8月11日、鹿児島県にある九州電力の川内(せんだい)原子力発電所1号機が臨界に達し、再稼働した。
12月、九州電力は八月に再稼働した川内(せんだい)原発(鹿児島県)をめぐり、事故が起きた際に対策所を置くとしていた免震重要棟の新設計画を撤回した。川内原発の免震棟は原子力規制委員会の審査でも設置が前提とされていたが、対策所の広さが三分の一以下の暫定施設を使い続けるとしてい九電は免震棟の新設を撤回する代わりに、暫定施設の近くに地上二階地下二階建ての「耐震支援棟」を設置し、医務室や宿泊室などを置くとしている。
 ただ広さや収容人数などが未定な上、事故時に建物間を移動することになり作業員が無用な被ばくをする恐れも生じる」・・・・以上転載終わり

再稼働さえすれば、約束など守らなくてもいいというように見えるという意見も出ていました。
日本は海岸に54基の原発が並んで、いつどこを爆撃されても日本列島にダメージを受けると
福島原発事故の前に広瀬隆氏が書いていたとおりのことが起きなければいいのですが・・・
オリンピックまで日本がもつかどうかも怪しい話です。


原子炉時限爆弾




東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命


東京が壊滅する日


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