七夕と森林災害 [自然]

昨日今日明日と平塚は七夕まつりです。
しかし、10年か20年前から七夕の時期には平塚駅周辺には近づかなくなりました。
満員電車のような混雑が苦手というのが理由です。
今日は伊勢原駅まで用事で行ったのですが、伊勢原駅から平塚行きのバスには100人も並んでいました。浴衣の女子など、若い人は混雑をものともしないパワーがあるのですね。

さて今回の福岡大分の災害は、前々から木内鶴彦さんが言ってたことと同じで要因は森の手入れ不足だと思いました。
現地に行っていた森林土砂?災害を研究されている学者も同じことを言ってました。
 杉を植林したけれど、間引きの伐採をしてないので、小さな杉が林立して根が小さいから土砂と水が流れてくると倒れやすい。
本来は杉を間引きして間隔を取り、杉を大きく育てれば根が張るし、その杉の間に広葉樹を混ぜて
育てればなお良いそうです。
 ところが七割が高齢者の村では森林の手入れをする人がいなくなった。
テレビで見てもわかりますが、本当に細い杉が隙間もなくびっしりと生えています。
だから、土砂に押し流されて、杉も皮がむけて裸の木材みたいになって流れてきて家や川、橋を破壊することになってしまったのだとわかりました。
 これから日本中、森林が荒れ放題ですから、森の谷あいのような村や町では、同じ災害が頻繁に起きるのではないかと思います。
 木内さんが前々から仰っていたことは人間の役割は、森を大切に整えること、それが人間のすべてを守るということでした・・・
 福島県の私の祖父が70代になっても年に一回の村の共有林の下刈り当番の時は、頑張って出ていったことを覚えています。
当番で行けない家はお金を払って代わりの労働者を雇ってもらっていました。うちも徐々にそうなりましたが。
でも、そういう代わりの人もいなくなったのか、いわきへ行くとき常磐道の側道は下草やツルが伸び放題で林がジャングルのようになっているので、あ~あ、と毎回見ています。
 日本中同じですね。
若い人がもっと森で働くようになるといいのですが・・・
 前にテレビで、国もどうにかしないと、と対策を始めたので森で働く若い人の賃金が上がった、という報道がありました。
 地球の肺、酸素の供給源であるアマゾンが失われている、森林伐採で一年間で四国一つ分くらいずつ消失している。人間は徐々に窒息して消滅していく、あるいは温暖化が激しくなる。
というのですから、いよいよ地球が住めなくなるまで気がつかないのかなあ、です。

宇宙(そら)の記憶―彗星捜索家の臨死体験


「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み


(文庫)生き方は星空が教えてくれる (サンマーク文庫)


地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0