すぐ死ぬんだから [本]

電車通勤をしていると、様々な人や犬と出会います。
ロマンスカーで二回、きちんとご主人様の椅子のそばで寝そべっている盲導犬は、朝のラッシュのさなか、
粛々と電車を降りて階段を誘導して上がり、改札を通り、エスカレーターも先導してゆっくりと上がります。
背中にはお仕事中という札があり、目立つようなドレスを着ています。
昨日の朝、通勤準急で会ったゴールデンレトリバーは、ピンクのつなぎのドレスを着て、頭にはメイド喫茶のようなレースのヘアバンドをつけていました。飼い主様に、写真を撮ってもいいですか、というと、ネットに出さなければ、という条件なので、公開はできません。一緒にエスカレーターを上がり、平坦な通路になってから、
偉いねえ、可愛いねえ、というとほめられたのがわかるみたいで少ししっぽを振ってくれました。
ロマンスカーでも会いましたよね、というとご主人が首を傾げたので別の盲導犬かもしれません。
 昨日の帰りに、向かいに座った老婦人、ヘアをきちんとセットして、ピンクのリュックに、レスポのショルダー、白いスラックスに白い靴、座る時に少しよろけて、隣の男性に失礼とおっしゃりながら、座ってから
カバンから取り出して開いた大きな本を読み始めました。ふーむ、なるほど・・・
カバーもないので、大きなタイトルが読めました。「すぐ死ぬんだから」内館牧子著でした。

私的には、すぐ死ぬんだから、よりも、すぐに、と助詞のに、を入れたほうがいいのに、と思いますが、売れているようです。
 先月、駅のホームで見かけた大きな若い男性みたいな?人は、上から下まで女子高生の制服を着ていました。ブラウスにリボン、膝上のミニスカート。女子高生に、男性なのに、女子高生の制服を着た人がいた、と
話すと、そんなの時々いるよ、普通だよ、とのこと。いやはや、時代は急激に変化していますね。
すぐ死ぬんだから


終わった人 (講談社文庫)


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