100冊も書けたアガサの生い立ち [本]

台風はこれから関東にも来るらしいのですが、夜から朝にかけて、というので眠れない時は読書がいちばん。 
アガサは、戯曲も書いています、「海浜の午後」という戯曲集には3つのミステリーがあります。
その中の「ねずみたち」をご紹介しますと、中に数人の男女がある屋敷に集められ、不倫をしている
男女が一部屋に取り残される。
するとその部屋には女の夫の死体が隠されていた。
そこで二人は逃げようとするが、部屋には鍵がかけられていて窓からも出られない。
まるでねずみ捕りの罠にかかったみたいで困ってしまう、という話でした。  
 アガサさんは100冊もの物語をよく一人で思いついたなあ、と思います。 
今なら数人のブレーン、チームがいないと出来ない、なんて想像します。  
でも子供の頃から母親に、ディケンズや、サッカレー「虚栄の市フランス語でデュマの三銃士、モンテ・クリスト伯など朗読してもらっていた、学校は15歳まで行ってなかったけれど、バレエ、ダンス、ピアノ、歌は習っていて、芝居、コメディ、ミュージカルは豊富に見ていた、自分でもオペレッタを創作した、というのですから、貯蔵庫はいっぱいだったのですね。
フランス語は子供の頃に母から耳学問で覚えたので会話は堪能ですが、スペルは苦手でフランスに留学したときは先生にあきれられたそうです。


アガサ・クリスティー自伝(上) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


アガサ・クリスティー自伝〈下〉 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


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