美輪明宏氏講演会で水がなかった事件 [精神世界]

土曜日は美輪明宏さんの講演会が平塚でありました。
1200名はいる会場は満員で、始まる一時間も前から市民センターの前には行列。
私も300番目あたりに並んで開場と2時の開演を待った。
時間になると、
カラフルな虹のような衣装にキラキラの装飾品をいっぱいつけられて、大きく手を振って舞台に登場。
日本の浮世絵や錦絵の美術の歴史から始まり、西欧の音楽、美術のお話、あふれる教養を
原稿も見ずに滔々とお話くださった。

90分の予定を20分もオーバーして、生きやすい生き方、というお話は中身の充実したお話で
生の美輪さんのパワーがどっと感じられたのは、最後のほうで、ヨイトマケの数小節をアカペラで
歌ってくださった時。
美輪さんのパワーが会場全体に行き渡り、感動が広がった。

印象に残ったお話は、私たちは皆、着ぐるみのゆるキャラなのよ。
外見は関係ない魂です、なんども生まれ変わります、と仰ったこと。
人と比べても意味がない、人は見た目じゃなくて、いかに自分よりも幸せそうに見えようとも
悩みがあるのです、みんな同じです、と仰ったことです。

 一つ残念なことは、途中で1時間以上経った時、美輪さんが演台に置いてある水差しからコップに
水を注いで飲もうとされたとき、
あら、水が入ってないわ、と驚きの言葉、
会場の全員が驚いてザワザワとした。なんてことでしょう。

数分後、スタッフがペットボトルの飲み物を演台の美輪さんに届けて無事に飲まれたのですが、
いやはや、事件でした。

平塚の町作り財団が主催で往復ハガキで応募、無料の企画は良かったのだが、ひどい事態だった。
当日は講演会とあり、舞台上の演出は花輪が二つ左右に置いてあるだけ、
あとは演台に水差しがあるだけなのに、
水差しに美輪さんの為にと極上の水を入れておくべきところ、空だったとは!
責任者は誰?
平塚の恥でしょ、しっかりしてよ、平塚市まちづくり財団!
世が世なら打ち首獄門でありまするぞ。

ガラス容器を置いておけ、といった上司と、中身を確認もしないで空の容器を置いた部下が責任を
押しつけ合うのでしょうか。
だとしたら、あきれてしまいます。
どちらも中身を確認すべきなのです。
ちゃんと洗っておいたかどうかも、こうなると怪しいものです。
いっそのこと、最初からペットボトルを置いておいたらどうでしょうか。

よりによって美輪さんに、失礼な、嫌がらせと取られても仕方がないことをしてしまった平塚市、
もう二度と来てくれまいか、と思ったら、機嫌を損ねた様子もなく、最後のほうでは、10月にまた
コンサートで平塚に来ますと仰っていただいたので、さすが、修行の末に悟りを開かれた美輪様。

けれど、平塚のイメージ最悪となってしまったようで、残念な出来事でした。
観音様に失礼なことをしてしまって、バチがあたりやしないか、とすら心配します。

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