仁和寺と太秦東映映画村 [旅行]

3,4日(月、火)と関西旅行に行ってきました。
小田原発10時の光で、京都には12時過ぎに到着するのですから、近くて早いです。
2日とも好天に恵まれ、暑いほどの陽気でした。
目的は仁和寺の山門前でとろけるほど旨いお茶を飲むことと、大阪のサムハラ神社です。
しかも、私にとって西方向が吉になっている11月7日までに行かないと、でした。

京都は住みたいほど好きな町で、二年前から日帰りで京都をほぼ四分割して、方面を決めて行ってます。
地図でいうと右上の上賀茂神社、下鴨神社は昨年と一昨年でした。
今回は、大阪にも行きたいので日帰りというわけにはいかなくて、新大阪駅そばのビジネスホテルを
とりました。
西本願寺や仁和寺の宿坊は満員でした。
 
残る地域は、左上の太秦方面が残っています。
太秦では東映映画村と仁和寺へ行くと決めておりました。
なぜ、仁和寺かというと、かつて山門の斜め前に日本茶の美味しい店があった、いつか再訪したいと願って
いたからです。

数十年前の学生時代、そのお茶の店に関西の友人が案内してくれました。
テーブルの上には急須と湯冷ましの器とお茶碗があります。
赤い万古焼きの湯冷ましにお湯を入れて数分、急須に入れて数分、お茶碗に注がれたお茶は
、とろけるほどに美味しかったのです。
煎茶だったような樹がしますが今思えば、玉露だったのかもしれません。

それから、修学旅行の付き添いで、或いは個人でと何回か仁和寺には訪れたのですが、
その茶店に寄る暇はなく、数十年。
今度ばかりは、行ってみたいと思いましたが、その場所にあるべきお店のショーウインドウには、
お茶や抹茶のメニューはなく、うどん、そばがメインの食堂となっていました。

数十年も同じ店があるわけないかとあきらめましたが、一応、入り、余りお腹も空いてないので、
一番安い、天かすがはいっているというハイカラそば、というのを注文しました。

天かすだけではなく、ネギも人参の千切りも入っていて東北人からすれば、薄味でしたが、おいしいだし汁をいただき、お参りの前に食べてしまって、まあ腹ごしらえということで勘弁してもらい、仁和寺にお参りしました。
うどんやの店員さんに、昔はここは日本茶のお店だったというと知っている人は誰もいないようでしたが、
数分歩いて信号の所に日本茶カフェがありますよ、という情報を得ることができました。
おー、移転したのかもしれない、お参りの後に是非行ってみようと思ったのです。

山門を入ると金堂までバス停二つくらい歩くような感じで、広い境内です。
更に御殿の中を見る時間の余裕はありませんでした。

電車の駅の順番で、太秦乗り換えで御室仁和寺、という順番なので、先に東映映画村を見物したからです。
12時京都着、山陰線に乗って太秦着、徒歩五分で1時頃から映画村に入りました。

京都駅のコインロッカーは満杯でしたので、リュックも手荷物も持ったまま来たのですが、映画村の入口に
無料のコインロッカーがあってようやく肩の荷を降ろし、秋晴れのまぶしい中を歩きました。

芝居小屋の中村座ではガマの油売り、美空ひばり記念館、サムライちゃんばらショー、・・・
若い人にはださい、と言われそうなアトラクションばかりですが、お子様にはヒーローショーがあります。
村の中を歩くと、若いお母さんが子供に、あかん、あかん、という関西弁が飛び交います。

子供連れで行ったときにあったリモコンの模型船を浮かべて遊べるプールはなく、立体映画館で見た3
Dの映画館はアニメミュージアムに変身していました。
3Dの映画館では、
超長距離通勤サラリーマンが、長野の山からスキーやラフティング、自転車、電車とあらゆる交通手段を
使って東京まで通勤する話しを上映していて大変面白かったのでした。

二時間も歩き回り、再度荷物をしょって、嵐山電鉄の帷子の辻へ。

嵐山電鉄は電車が緑色の一両か二両で可愛いです。
御室で降りて、それから仁和寺だったので、境内を歩くときは、もう疲れておりました。
紅葉は色づき始めて、緑と赤のコントラストがきれい、五重塔をバックに写真を撮りました。

仁和寺を出て、日本茶カフェのお店に向かいました。
山門から5分ほどで、「さのわ」というお洒落なカフェがあり、念願の日本茶をいただくことができました。

山門の前にあった日本茶のお店の二代目さんですか、と若いご夫婦のような店主に伺えば、全然知らない、
違います、とのこと。偶然だったのですね。

昔の味の再現とはいきませんでしたが、抹茶味のシフォンケーキとセットで戴いた煎茶は美味しく、
ほっとしました。
ただ、そのお茶は少し濃くて、家で煎れたとき、少し時間をおきすぎて苦くなったお茶といった感は否めなく、あの昔のとろりとしたうまみは
自分で再現するしかないかも、と20グラムの玉露を思い切って購入してきました。

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続きは次回にまたです
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