ひきこもり対策 [教育]

今、日本にはひきこもり、ニーと、無職、などの若者が数十万人も存在するらしい。
大体が自宅の部屋にこもってゲームをしたりしている。
時々出かけるのはゲームを買うとか、コンビニ程度。
友人知人親戚のどこかに引き篭もりが一人や二人はいるという確率になっている。

どうしたら、そういう若者達をひきこもりから脱出されることができるのかが日本の課題の一つではないか、と
思うが、あまりマスコミは報道をしない。

たまにテレビで見ることがあるが、先日の放送では、ひきこもりが40代50代にまで広がり、中には還暦になった引き篭もり者もいるとか。

学校や社会、会社、アルバイトなどで傷ついたトラウマが癒せなくて家にこもっている場合、傷を癒しやすいように、居心地を良くするのがコツだという。
居心地がいいと益々家に居着いてしまうという心配はないようだ。

ところが旧い考えのおじいちゃん、おばあちゃんと同居している場合、とにかく外へ出て働けと口論になることが多く、全国で事件が起きている。

引き篭もりの若者が祖父母を刺してしまったりする事件である。

祖父母の時代は、のんびりしていたから、とにかく会社へ行って働けば、お茶の入れ方から掃除の仕方まで
丁寧に教えてくれた。
そのうち仕事を覚えるだろう、という長い目があったのだ。

ところが今は社員もアルバイトも即戦力を要求される。
のんびりなどさせてはくれないし、24時間働けなんていわれてしまう。
実際に過労死も起きていて訴訟も多い。
いわゆる怖ろしいブラック企業が多いのだ。

東京の神社の宮司さん曰く、
お年寄りが家から出なさいとばかり言うのも、一概には正しいとは言えない時代になったと。
家でできる在宅の仕事もあるし、仕事といっても人と接しない仕事の選択もある。

まず、引き篭もりになったら、家族は、特に祖父母は非難ばかりしないように気をつけて、充分に癒されるように居心地の良い家、引き篭もり生活を送れるようにすべき、とある本には書いてあった。
でないと、家の中もイヤだからと部屋にこもるようになってしまう。

本人が引きこもっていてはいけないと一番自覚しているのだから、そこを攻めると益々家族にも心を開かなくなってしまうのだ。

北風で上着を脱がすのではなく、太陽の暖かさで脱がすように、というのがコツのようである。





ひきこもりのライフプラン――「親亡き後」をどうするか (岩波ブックレット)


安心ひきこもりライフ


不登校・ひきこもりが終わるとき


ひきこもり500人のドアを開けた! 精神科医・水野昭夫の「往診家族療法」37年の記録


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0