海外での恐怖体験 [事件事故]

NYでテロがあったということでニュースになっています。
ロンドン、パリ、イスタンブール、そしてニューヨーク、
今は世界中でいつもどこかであり、月に一回はニュースが流れています。
昔、アメリカ横断旅行をしたとき、テロではないけれどシカゴで怖い思いをしました。
中学校の教師だったころ、夏休みを利用して夫婦で一か月のアメリカ横断旅行をしました。
往復10万円程度の航空券を買っただけ、あとは自由移動でホテルの予約もしないで出かけたのです。
ロスアンゼルスからバスでアナハイムへ行ってディズニーランド、グランドキャニオン、サンタフェ、アルバカーキから飛行機でシカゴへ。そこまでは順調でした。
ところがシカゴでは、夜に着いたのにホテルの予約をしないで出かけたので一流ホテルや普通のホテルは満杯、ホテルのフロントの人もミシガン湖の浜辺で寝ればという始末。
夜も10時を過ぎて歩き回るのにも疲れて道路にいたパトカーに聞くと、YMCAホテルなら空いてるだろう、というので行ってみると、30階立ての古くて大きなビル。
そのころ、日本の健全なイメージと違ってアメリカのYMCAホテルは安いので底辺層のたまり場と言われていたのです。
フロントに入ると、かなり古びた様子、古いのは構わないのですが、黒人の酔っ払いが酒の瓶を持って床に寝転んでいました。
とにかく、外で寝るよりまし、と宿代の一人七ドルを払ってカギを受け取り、26階の部屋へ。
ふわふらしたベッドと清潔なシーツにほっとしてシャワーを浴びてから寝たのもつかの間、
深夜の2時か3時ごろにダーンという長い銃声。
飛び起きて窓を開けて下を見ると、黒人が警官に手錠をかけられてホテルを出るところ。
我々日本人と見られて狙われて部屋にまで来られたらおしまいだとドアの前に部屋のテーブルや椅子を積み上げて、それでも安心できず、朝の5時までまんじりともできない夜でした。

それから10年後、子連れでサンフランシスコ北部にある大学で英語の勉強をと三か月滞在したときは、日本へ送ろうと荷造りした段ボール、郵便局へもっていく途中でガムテープが不足だからと段ボールをスーパーの外に置いて2,3分、買って戻ると、段ボールは消えていたのでした。
スーパーの人にも警察にも言ったのですが、素早く盗まれたようです。
子供のゲームと良い英英辞書が入っていたのですが。
隣町の映画館で「美女と野獣」を見にいっての帰り、珍しく遅くなり、バスを降りてアパートへの暗い道を歩いていた時に、ホームレスの飼っていた犬に吠えられました。
子供は私にしがみついて恐怖の体験。
映画館のあるショッピングモールで買ってきた中華料理が良い匂いだったようでした。
幸い、紳士的なホームレスが犬を叱って抑えていてくれたので無事に帰れましたが。

とにかく、海外へ行った時は明るい日中だけ動き回り、暗くなってからはホテルから出ないというのをルールにしております。冬など夕方5時過ぎに暗くなりますが、とにかく一人か二人での外食はあまりしない、ホテルの中の食堂か現地のスーパーでお惣菜などを買ってきて部屋で食べます。
夜でもグループ旅行でみんなでバスに乗ってレストランへ行くような場合は別ですが。

日本での仕事のストレス解消と英語の学習のために毎年のように海外へ行っており、ボーナスはほとんど使い果たし貯金もしないで、海外旅行をしておりました。
(結果、今の老後貧乏なのですが)
幸い?10年以上前にパニック症候群になり、飛行機に乗るのが怖くなってしまい、電車にも乗れない時期が続いたので、めったに海外には行かなくなりましたが、かつては危険を冒しても行きたい海外旅行でした。
この10年間で一回だけいった台湾では、救急車のお世話になってしまいましたし、もう体力的にも無理かも、ですが、今はテレビで世界中、日本中、見ることができるので便利で楽になりましたね。
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