霊の話その2 遠野物語 [不思議系]

1896年に明治三陸津波がありました。 
柳田国男が「遠野物語」の99話に書いている話が興味深いです。
津波で妻が行方不明になり、元の屋敷跡に小屋を建てて子供を育てていた福二という人がある晩、トイレに外へ出ると、向こうのほうから男女二人がやってきます。
みれば女は妻でした。連れの男は妻が結婚前につきあっていた男で津波で死んでいます。
妻に呼びかけると、今はこの人と夫婦になっている、というのです。
子供は可愛くないのかというと妻は泣き出してしまいますが、二人は去っていってしまいました。
夫はその場でたちつくしていましたが、家に帰るとしばらくは臥せってしまったということです。」

生き残った夫が可哀そうな話ですが、霊界でも再婚することができるのかという不思議な話です。

遠野物語


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