万世一系の演出と実態 [本]

茅ヶ崎での映画{沈黙」上映に関して、思い出したのは小説「わが目は主の救いを見」です。
30年前に読んで、読後はしばし感動でした。
朝鮮半島に進軍した日本兵が、現地の慰安婦だった少女と恋をして結ばれる物語でした。
著者の角田三郎牧師は自らも軍隊経験者で、数人の戦友の話から小説をまとめたそうです。
もう絶版となった本は引っ越し時に処分してもうありませんので、検索してみると国会図書館にも
公立図書館にもなく、東京神学大学などのキリスト教系大学にわずかに存在しているだけでした。
今は亡き角田先生に関してネットで検索すると、人となりに賞賛の記事ばかり、納得です。
上大岡教会や新潟の教会の開拓伝道を経て、敬和学園の寮長をされていた時期の思い出記事がありました。
若い同僚が角田先生のことを書いておられます。
www.keiwa-h.jp/?p=71643

以下の本も天皇系譜について研究され、わかりやすくまとめられたもので当時は目からウロコでした。
しかし、こちらも絶版となっています。少しだけ中古があるようですが。


新天皇系譜の研究―万世一系の演出と実態 (1980年)


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