日本は戦争に連れていかれる:副島隆彦 [経済]

副島氏の最新刊、本当はタイトルを狂人日記としたかったと掲示板には書いてあります。
面白そうな本です。
前から国家破産の警告を言い続けている副島氏は、20年以上前から金を買いなさい、と言ってます。
今回は2024年に世界恐慌になるから、(私は来年からと思ってますが)
とりあえず金を買いなさい、とのこと。
20年前には1キロの金の板は120万円
10年前は300万円。
今は100gの金の板が72万円、ということなので、1キロは720万でしょうか。
副島氏は、100gの板はもうすぐ100万円、一キロは一千万円になると予告しています。
とりあえず、一般人は金貨を買ったらいいとお勧め、
金貨は一枚、24万円位。海外へ行く場合も財布に数枚なら、税関に止められないで通過できるそうです。
なので、日本の経済破綻で、1千万円を持っていても、暴落して無価値になる前に海外へ行ってしまおうという場合、金貨に変えておけば軽いし現地で換金できれば、便利なわけですね。
 私は金を買うお金もないのに、持っている人の心配をしている・・・取らぬ狸の皮算用ですね。

前に株の本を訳してみたことがあります。ニューヨークタイムズでベストセラーだった本ですが、
不況や恐慌を乗り越える資産として、良い不動産、長期に持てる安定した会社の株、と書いてありました。なので不動産と安定株も良さそうです。
あとは自給自足できる田畑ですね。
前にソ連が崩壊したときに、ロシアの人々が餓死もせずに生き延びたのは、たいていのモスクワ人が
校外に小さな別荘と畑を普段から持っていて週末には別荘で畑仕事をして過ごしていたということがあるらしいです。
コンビニとスーパー頼りではヤバいですね。


日本は戦争に連れてゆかれる 狂人日記2020 (祥伝社新書)


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