保江邦夫氏の講演が面白い [健康]

youtube で偶然見つけた保江氏の講演が面白かったです。
10年ほど前に佐賀県の浄土宗のお寺、西念寺で親鸞聖人の誕生祝いのイベントで講演されたのでした
https://www.youtube.com/watch?v=ziEuM15aM30&t=4646s
まだノートルダム女子大の教授で現役だった頃。   
一か月も便秘が続き、痛いので病院へ行くと緊急手術であと1日遅れていたら危険だったとか。
大腸以外にも転移していて開腹した箇所から臓器を取り出して転移の箇所を切り取った。
6時間の手術が終わり、一か月の入院をしたが、
抗がん剤は友人が副作用で苦しんだのを見て、あんな思いはしたくないと拒否。
担当医は抗がん剤をやらないと早くて2週間、遅くて二か月で再発すると脅したが、
一か月に一回検査に通院することを約束してから、ノートルダム女子大学長の渡辺和子シスターが
ルルドの奇跡について話していたことを思い出す。難病でも7%の人は治ったというお話。
スペインのルルドへ行き、その泉の水で癒され、帰国するとガンの腫瘍マーカーがゼロになった。
抗がん剤の費用と飛行機代は同じくらい。
手術後20年経った今でもすこぶるお元気で古武道を指導しておられます。
 さて、保江氏は湯川秀樹の末の弟子でした。 湯川博士の師匠の岡潔の話が大変面白かったです。 岡潔が奈良女子大の先生だった時、態度の悪い女子大生がいて岡氏は「裸で立ってろ」というと本当に裸で立っていた。今ならセクハラだが首にはならず、ただ居たたまれなかった。
そのときに湯川氏が京都大に呼んで2年間、京大で非常勤講師として教えた。   
その頃に出会った僧侶、浄土宗の光明派、広島の空外に感動し、岡潔氏は得度した。 
湯川氏もすぐに尊敬し得度した。  空外は東大文学部卒。
空外の光明派はただ木魚を叩くことで瞑想状態になり、小我が消え真我となる、などの話が面白く、
岡潔のエッセイを読んでみようかと思いました。


春宵十話 (光文社文庫)


情緒と日本人 (PHP文庫)


紫の火花 (朝日文庫)


岡潔対談集 (朝日文庫)


日本のこころ (講談社文庫)


評伝 岡潔 ――花の章 (ちくま学芸文庫)


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