樹木希林さんを占う（姓名学と四柱推命）

樹木希林さんのテレビ特集を見たり、色んなワイドショーを見ると惜しまれますが、
最高の時期に最高の亡くなり方をされたのではないかと思います。
姓名学では、樹木希林さんは、総画３５画、女性として技芸に優れ、人柄も良く、家庭円満、仕事も家庭も上手くいくという大吉運です。
技芸に優れ、というのは女優としての芸もさることながら、手芸が上手でご自分のブラウスを本木さんのシャツを改造してフリルをつけたり、様々に上手だったようです。
映画「歩いても歩いても」の中で娘役YOUさんと一緒に料理をするときも、レース編みをするときも手つきが良く上手だったのだとわかります。
では四柱推命では運命の流れはどうだったのでしょうか。
一生の流れを拝見すると、やはりといっていいか、戌亥空亡でした。ということは今年と来年が空亡、つまり天中殺です。
天中殺の時は普段の元気、勢いがなくなりますので、隠遁生活がふさわしいと言われますが、ほかの良くない星が重なったりすると、逝去される場合もあります。
樹木希林さんは、空亡に加えて六害という星がありました。身内や自身に害を及ぼすという星なのですべてご自分で害を受けて持ち去ったのではないかと思われます。
ただ、今年の運は正官という星がついているので、夫との縁が深くなる年です。
喪主が別居していた夫というのも成程です。
更に１０年ごとの大運は、食神という星がついてます。盛運で飲食に恵まれるという吉星ですので
みんなに惜しまれながら、大人気の最中にこの世から去られたことだと思います。
ガンについては、元気と生気を無くす抗がん剤を使わなかったということは、最後まで元気でいられたのですから、正解ですね。
ピンポイントの高価な療法をされていたことも良かったのだと思います。
ただ、コンクリート打ちっぱなしのご自宅は、体温を下げることになったのでは、と思いました。
ガンは体温を上げることで治せるという医師もおりますし、樹木希林さんだったら本来お名前の通りの木造住宅のほうが長生きできたのでは、と思うのですが、今となっては仕方ありません。
花道を立派に生き抜いた見事な女性だったと思います。