アガサ・クリスティーの裕福すぎる幼少時代 [本]

 アガサ・クリスティーの文庫本を10冊も読破して、ついに自伝を読み始めました。
時系列にはこだわらず、思いのままに書いているのが返って面白い。
幼少期から使用人が多くて庭師や執事がいて、広い庭と森のある邸宅に育った。
父親は資産がたっぷりなので、働かないで、毎日、好きなスポーツをしたり仲間のいるクラブへ行ったりしていた。両親はとても仲良く、アガサも幸せだった。
父なき後、母は生活が苦しくなったので、3人いた料理人を二人に減らそうとしたが、それでもコックさんが二人もいたとは、どこが苦しいのか信じられない裕福ぶりです。
 しかも、アガサは学校へ行ってない、15,6歳まで家庭で教えてもらっていたとか。
その後、イタリアの寄宿学校へ行って、と・・・
 彼女の本を読んでいると、まるで貴族のような生活で、生活の苦しさなどまったくない。
事件も謎解きのゲームみたいで、読むほうもソファに座るかして、クッキーをつまみながら紅茶かコーヒーを飲みながら、がちょうといいのです。
なので、現実逃避にはぴったりなのです。




アガサ・クリスティー自伝(上) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


アガサ・クリスティー自伝(下) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


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