意識を失った人 [日記]

午後に内科の待合室にいたところ、突然、長椅子の隣の女性が私のほうとの境にあった透明仕切り板のほうに音もなく、しんなりと崩れてきました。慌てて頭部を手で抑え、それ以上落ちないようにして「誰か、誰か、来てください」と叫ぶとすぐに診察室の中から医師と看護師さんらが飛び出してきて、床に寝かせて応急措置が始まりました。
「救急車を呼んで」と医師。酸素ボンベやその他の計器が周囲に集められる間、私や他の患者は一旦廊下へ出されて見ないように。
私と隣の女性の前には大型テレビがあるので、上品な感じの中年女性、隣の人も静かにテレビを見ていたようですが、突然に倒れました。椅子の上で座っていてしかもパーテーションがあったので頭を打たなくて良かったです。
3分で救急車が来て、隊員の方々が10分ほど措置をしてから運ばれていきました。
倒れた時、イビキをかいていたので、脳出血でしょうか。ご無事の回復をお祈り申し上げます。
 10年以上前に平塚駅の改札口で、突如、前を歩いていたおじいさんがトットットットと小刻みに後ろに下がりだし、そのままだと後ろに倒れそうに斜めになっていました。
あわてて大きな背中を両手で支えて、「助けて」と呼んだことがありました。
おそらくパーキンソン病です。たまに人様のお役に立つことがありますが、それ以上に助けられている我が身です。
いつ何が起きるかわからない、明日は我が身なので健康には気をつけましょう。
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